まずは10月に注目しましょう。今年の10月から、住民登録をしている人に番号の通知書が届きます。
この通知書が届く時点で「なにこれ?」などと思われてしまうと、人事・経理担当の方のお仕事は倍増してしまいます。なので、ここまでで、職員研修は終わらせておきましょう。
職員が勤め人としての役割を果たすのと同時に、一人暮らしの高齢者や、居宅の障害者の方など普段から支援を必要としている方にも、通知書は大切に保管し、決して他人に渡したり、番号を教えたりしてはいけないことを周知してさしあげてください。
実際に法律施行は来年の1月からです。
それまでに準備が必要な点を以下、簡単に列挙してみます。
1)関係者への周知方法の検討
2)就業規則や個人情報保護規定の整備
3)個人情報の安全管理の再点検
4)システムの改修
5)職員研修の実施
6)該当者からのマイナンバーの収集
以上1~6までの詳細は、次回から解説いたします。
*SWASCグループでは、マイナンバーについての研修会を月1回、開催しています。4月・5月は受付終了となりましたが、6月以降は受付中です。