職場や利用者に、日本語を母国語にしない人がいらっしゃる時には是非参考にしていただきたいのが、東京都が昨年6月23日、外国人旅行者が訪問・利用する施設の責任者や従業員などに向けた「災害時初動対応マニュアル」改訂版です。
東京都HP→https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2022/06/23/12.html
外国人旅行者だけでなく、日本語に不慣れな外国人従業員にも応用可能な内容にしたそうです。注意喚起のための文例を複数言語で紹介し、英語などの外国語に加え「やさしい日本語」も追加されています。
災害発生時に活用できる「テンプレート(作成例)」は、英・中・韓に加えて「やさしい日本語」で書かれていて、拡大コピーをして必要な部分を切り取ればそのまま活用できるように作られています。
防災用のヒストグラムや今回新たに追加された感染症のヒストグラムは、応用範囲が広そうです。皆様の職場でも日本語を母国語にされていないスタッフや利用者がいらっしゃいましたらご活用ください。(Y)