1)対象者の洗い出し
まずは、人事・経理部門の方へ。
職員はもちろん、パート、アルバイト、報酬のある役員やボランティア、謝礼を出すサークルの講師など、源泉徴収をする人たちを思い浮かべてみてください。何人くらい、いらっしゃいましたか?
今思い浮かべた方たち(漏れがないように、後でちゃんと洗い出ししておいてくださいね)全員からマイナンバーを収集しなければなりません。それも来年1月以降から。
2)本人確認
次に、マイナンバーはただ集めるのではなく、必ず本人確認をしなければなりません。
毎日会う職員なら話は簡単ですが、たまにしか会わない人からはどのように集めましょうか? 本人確認はどのようにしたら良いのでしょうか?
本人確認のためにかかる経費負担は誰がするのでしょう?
3)マイナンバーの保護
さらに一旦集めたマイナンバーは特定個人情報として、個人情報保護法とは別の法律でより厳格な保護措置が要求されています。(事業所の規模に関係なく、全事業所が対象となります)
これまでの個人情報保護の枠を超えて、実務担当者には大きな負担がのしかかります。上手に整理して、周囲の協力を得ながら、本格利用に備えましょう。
*SWASCグループでは、マイナンバーについての研修会を月1回、開催しています。4月・5月は受付終了となりましたが、6月以降は受付中です。