グループホームの第三者評価・Q&A -サービスの質の向上のために-⑲事前資料について

Q21. どんな資料を事前に提供しなければならないのでしょうか?

A21.A11でもお伝えしましたように弊社では第三者評価の調査を実施する際に「利用者や職員の日常の生活や業務を優先すること」を大切にしており、第三者評価を受ける事業所の職員さんのご負担がなるべく少なくなるように調査を進めようと考えています。それでも最低限必要な資料は事前提出をお願いしています。

資料には2種類あり、一つが第三者評価の独自の資料で、もう一つが元々グループホームで作成している資料となります。

①第三者評価の独自資料
 ・事業プロフィル;事業所の概要を記入してもらうものです。こちらには「理念・ビジョン、基本方針など」と「期待する職員像」を記入する項目があります。この二つは最終的な調査結果報告と一緒にとうきょう福祉ナビゲーションで公開されますので、慎重に作成するようにお伝えしています。
 ・経営層合議用分析シート;事業所の自己評価に活用していただくもので、第三者評価を受審するたびに作成していただきます。
領域が組織マネジメントとサービスの二つに亘っており、非常に項目数が多くなっています。「完璧に作ろう」と考えると事務負担が非常に大きくなってしまいます。そこで弊社では「無理はしないで可能な範囲で作成してください」とお願いしています。
事業プロフィルと経営層合議用分析シートは表計算ソフトのファイルになっており、そこに入力していただくか、プリントアウトをして手書きで記入していただくか、いずれかの方法で作成していただいています。

②元々グループホームで作成している資料
すでに作成してあって、対外的に公開されている資料は事前に提出していただいています。
具体的には受審年度の事業計画書と前年度の事業報告書、グループホームや運営法人のパンフレットやリーフレット、利用契約に関する書式一式(利用者個人名の入っていないもの)、「利用の手引」に類するもの、直近の広報誌・施設だよりなどです。
これらを事前に1部提出していただいて、こちらで調査員の人数分をコピーするようにしています。

Top