ご注意ください! 利用者さんのマイナンバー、他人に見せていませんか?

マイナンバーを他人に見せていませんか? というのは、ご自分のマイナンバーではなくて、施設等で保管している利用者さんのマイナンバーのことです。
そんなもの、わざわざ見せるはずありませんよね?
でもマイナンバーの保管場所を甘く考えていると、うっかり他人に見せてしまう危険性が高くなり、りっぱなマイナンバーの目的外利用になってしまうので、気をつけてください。

たとえば、従来の利用者台帳に利用者さんのマイナンバーを追加記載する・・・なんてNGです、絶対に止めてください。
また、利用者さん別に関係する書類をファイリングしている場合、ついでにマイナンバーの通知書も一緒に保管している・・・これもNGです、至急別にしてください。
もし、上記2つの方法のままでいくのなら、利用者台帳やファイルを施錠できる場所に保管しなければなりません。
なぜならマイナンバーは特定個人情報として、より厳しい安全対策が求められているのです。

施設では第三者評価や監査など、外からの人が内部の書類を閲覧する機会があります。
このとき、無造作に利用者台帳や利用者ファイルにマイナンバーが一緒にあって、外の人がマイナンバーを見てしまったら冒頭の「目的外利用」になりかねません。
外の人こそ、いい迷惑になってしまいます。
外の人はマイナンバーがどのように保管されているのかを聞くかもしれませんが、マイナンバーそのものを「見せて」とは言わないはずです。もし「見せて」と言われたら、見てどうするの?という「目的」を聞いて、マイナンバー取り扱い管理簿等に、その記録を残しておいてみてください。

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