個人情報保護に関するルールはいろいろありますが、今回は厚労省のガイドラインについてご案内します。
現在、福祉分野における厚労省のガイドラインは「医療・介護関係事業者における個人情報の適切な取扱いのためのガイダンス」です。
赤い表示をしましたが、個人情報保護法が出来た頃は「医療・介護関係事業者における個人情報の適切な取扱いのためのガイドライン」と、「福祉分野における個人情報に関するガイドライン」がありました。
繰り返しますが、現在は「医療・介護関係事業者における個人情報の適切な取扱いのためのガイダンス」です。すでに上記2つの、「~ガイドライン」は2017年5月30日をもって廃止になっています。
「福祉分野における個人情報に関するガイドライン」は現在はありません。
福祉分野では、医療介護以外でも「医療・介護関係事業者における個人情報の適切な取扱いのためのガイダンス」が有効です。
現場の書類を拝見すると、参照や遵守するルールとして「~ガイドライン」と堂々と記載されていることがあります。こればかりはとても看過できないので、ご注意申し上げるようにしています。
ご自分の事業所の規定が正しくガイダンスになっているか、ガイドラインのままでないかは早急にご確認ください。
厚生労働省関連の個人情報ルールについては、「厚労省 個人情報保護」で検索すると一覧のページがヒットします。
もしくは 厚生労働分野における個人情報の適切な取扱いのためのガイドライン等 → https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000027272.html (リンクは外しています)
【福祉規格総合研究所 所属評価者の皆さまへ】
上記、詳細解説をメンバーページに掲載しました。評価活動に活用してください。(Y)