先日、文楽の若手発表会に出かけてきました。
自分が若い頃は、「若手」とか「新人」とかいう人の芸のどこが面白いのかと思っておりましたが、いい大人になるとこれが面白い。
大人にはなってみるもんです。
人生80年賭けても、まだ足りない・・・と先年引退した人間国宝・竹本住太夫さんがおっしゃってました。
長生きしたくないと話す人に多く遭遇する中で、その言葉は驚きでした。
そして、その道を行こうとする若い人たちを見ると、さまざまな思いが巡ります。
皆様には、ご自分のあとを歩いてくる方がいらっしゃいますか?
みっともない背中を見せないように歩いていかなければなりませんね。