ハリー・ポッターなど魔法やファンタジーの世界を舞台にした物語に、多大な影響を与えたといわれている「ゲド戦記」・・・ということで、親しまれた方も多いのではないでしょうか?
この「ゲド戦記」の世界では、一定の年齢になると「真の名前」を与えられます。この「真の名前」は相手に知られると、相手に自由にコントロールされてしまうのでよっぽどのことがない限り本当の名前は教えないことになっています。アメリカの作家の作品なのに、どこか古い日本の文化を想起させます。
職員研修で自己紹介をしてもらうとき、お名前と一緒にその名前の由来をお聞きすることがあります。
どんな思いを受け止めて歩き始めた人生なのか、一瞬でも考えていただいています。
さて「ゲド戦記」、まだ1巻を読み終えたばかり。読破への道は長そうです。