公私を分ける

近いところで、「マナー」と「情報管理」をテーマにした研修会のオーダーをいただいています。
そのレジュメをそれぞれ作っていたところ、両方に「公私」をどう考えるかがとても重要なポイントだとはたと気が付きました。

マナーでは、通勤途上や休日にどのように振舞うべきか。
情報管理では、仕事とプライベートの情報を分けて管理する方法について。

そもそも公と私、どこで線引きするのか?というところまで戻ってしまうと、レジュメ作成が止まってしまうのです。

人の生活、命、未来を相手にする仕事だと、どうしても仕事とプライベートが割り切れないことばかり起こります。
日々悩みながら働いている方も、きっとかなりの数になることしょう。

公私混同という言葉は、あまり良い意味では使われません。
公私は分けるべきという考えが前提にあるのでしょうか?

けれど、割り切れないことだから放置しておくのもいかがなものか?
割り切れないものとどこまで付き合えるかもまた、大きなテーマのような気がしてきました。
答えを提供できない講師は役立たずかもしれませんが、一緒に考える講師でもありたいと思うことにして、準備を進めたいと思います。
研修に参加される(かもしれない)みなさま、悩んだ形跡を見つけてくださいね。

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