プロの目

先日、自転車のタイヤを交換した時のこと。どちらも溝がない状態まで使い込んでしまったので、前輪、後輪、両方とも変えました。

交換が終わると自転車屋さんが、

「何かスポーツをやっていますか?」

「えっ、マラソンを少しやっていますが、なんで分かったんですか?」

「このタイヤは普通なら5年はもつんですよ。前回の交換から3年も経っていませんし、特に後輪の傷みが激しい。よっぽど足の力が強くないとこうはならないから、何かやっているのかなぁと思って」

「見る人が見れば分かるんですねぇ」と私。

自転車屋さんは、

「たくさん見させていただいているので、タイヤを見ればその自転車に乗っている人がどんな人か分かるんですよ」と教えてくれました。

その自信たっぷりの返答に大いに感心させられました。こういう出会いがあると嬉しくなります。

 

私達も第三者評価で数多くの施設や事業所を見させていただいています。「受審対象事業所からの期待に応えられるプロの目をどれくらい養えているのか?」、この日から自問自答を繰り返しています。

 

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