ノンコンタクト・タイム

関西の保育士養成課程をもっている大学がオンラインで潜在保育士の復職支援の講座を開いています。

その1回目の講座「保育者の専門性」を聴講しましたが、保育士という専門性を超えて、働く人にとって大切なことを思い出させてもらいました。

ひとつ印象的だったのが、最近の保育士希望の学生さんの就職先としての保育園を選ぶポイントに「ノンコンタクト・タイム」が確保されているかどうか?があるそうです。

子どもと接しない時間のことで、事務処理や職員同士の交流や研修などを言います。

表舞台に立つためには、人目につかないところのでの稽古が必要です。庭造りでは明るい場所を作る為に、暗い場所こそ手を抜かないそうです。茶道では右手を使っていたら、使わない左手の方に気持ちを寄せなさいと指導されます。

子どもに触れない時間の大切さを、きっと学生さんよりも痛感しているのは現役の保育士さん達なんだろうなぁと思います。いろんな工夫を業界全体で共有していけるといいですね。

 

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