ところで、給与計算は専用のシステムを使ったコンピュータ処理をされていますか?
であれば、給与計算の開発や販売元からマイナンバー対応の詳細について説明を受けておきましょう。パッケージソフトであればある程度開発元に任せておけますが、もしオーダーシステムであるなら、主導権はユーザー側で取らなければなりませんので、至急システムの改修についてお打ち合わせください。
もし表計算システムで計算している・・・という方がいらしたら、今後の利用方法については十分検討が必要になります。
特定個人情報は漏洩防止のために、単純なシステム設計を許していません。単純にこれまでのプロフィールシートに項目を追加・・・なんてことではなく、マイナンバーだけ別ファイルにして処理ごとに照合するなど複雑なシステム設計が必要なのです。
また、退職者データも、法廷保存期間が経過したら速やかに削除しなければなりませんので、プログラムで自動削除なのか手動なのかも要確認です。
さらに特定個人情報へアクセスできる権限の設定や情報セキュリティの強化など、専門家を交え、ひょっとしたら相応の費用も覚悟して取り組まなければなりません。
*SWASCグループでは、マイナンバーについての研修会を月1回、開催しています。4月・5月は受付終了となりましたが、6月以降は受付中です。