介護保険制度の中で仕事をしていると、しんどいことばかりに目がいってしまいますが、この本の中で、上野千鶴子先生は、手放しとも言える姿勢でその意義を説いています。
「上野先生、勝手にしなれちゃ困ります」
光文社新書 → http://www.kobunsha.com/shelf/book/isbn/9784334036478
たまには、ちょっと視点を変えないと、自分で自分の首を絞めてしまう息苦しさの中で仕事をしてしまいそうです。気をつけねば!
団塊世代と、そのジュニア世代の二人の論客の対談は軽快ではあるけれど、「見たくないもの」や「考えずにいたいこと」を突きつけてくるような鋭さもあって、改めて日常や仕事、自分と国の将来(=子どもの将来)に思いを馳せてしまいました。
重いものが残りましたが、読書そのものは気楽に、楽しく読めました。
まずはご紹介まで。